こげコロの日記

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第二種電気工事士試験(技能) 合格体験記 その1

令和3年度 第二種電気工事士 下期技能試験に無事合格したので、そのときの勉強時間や勉強方法を記録しておきます。みなさんの参考になれば。

 

勉強前のレベル

PCの自作はできるけどケーブル配線とかは初めてやるレベル。

工具はホームセンターで買ったドライバーセットとプラモデル用のニッパーを持ってるぐらい。

 

勉強時間

1日1~2時間x5週間(合計40時間程度)

筆記試験で動画を観て勉強するスタイルが身についたので、今回も前半はYoutube動画を観まくってイメージトレーニングをしたあと、後半に公表問題を実際に作ってみる感じで挑みました。

 

勉強方法

今回は技能試験ということで書籍は一切買っておらず、知識については 100% ネット上のコンテンツだけで習得しました。

今回お世話になったのは、

ホーザン株式会社 第二種電工試験の虎(Webサイト)

https://www.hozan.co.jp/corp/pc/020/

 

日本エネルギー管理センター事務局Youtube

https://www.youtube.com/channel/UCMzcJDNESFPvUrfA0ndU0LQ

 

電気工事士奪取プロジェクト(オンデマンド今井さんのYoutubeチャンネル)

https://www.youtube.com/c/dkdpInfo

 

あにまる電工(鳥バードさんのYoutubeチャンネル)

https://www.youtube.com/channel/UCBNzQaCR8LVJYN81l-O8CKA

 

の4サイト。

最初はホーザンの動画を観ていましたが、途中からオンデマンド今井さんの動画に切り替えて、複線図を書かないで結線していく方法(EWC理論)を採用しました。あとは参考のため日本エネルギー管理センターの西山さんや鳥バードさんの動画を観て、自分がやりやすい方法を模索していきました。

 

例によって最初の2週間は公表問題の作成動画をひたすら観るだけ。作業の流れを頭に叩き込むのと、みんな簡単に作っていくので自分でも出来るんじゃないか?と錯覚させるのが狙い。

 

後半3週間は実際に公表問題を作って体に作業を覚えさせます。

買ったケーブルはこちら。

自分は後から追加でケーブルをもう1回分買いましたが、センスのいい人はこのセットだけで十分だと思います。

 

工具は要らぬこだわりがあったので1つづつ買い揃えていきましたが、今になって思うと、

これと100均で小さいニッパーを買えば十分でした。※ちなみにニッパーはゴムブッシングを十字に切るためだけに使います。

 

作業はとりあえず時間を計りながら、1日1個のペースで作っていきました。

このとき大事なのが、作ってる最中は動画等は一切見ないこと。見ながらやったら絶対出来るに決まってるし、時間が掛かりすぎます。最初の2週間でやり方は頭に入ってるはずなので、試験と同じ状態でやってみて、どれだけ自分が理解できてるかの確認と、どの作業が苦手なのかの洗い出しをする感じです。

 

公表問題の中でも簡単なものと複雑なものがあるので、簡単なものから作っていけば大きな挫折はありません。自分はとりあえず3番、6番、9番を先に作って、あとは1番から順に残りを作っていきました。

 

ちょうど2週間で全部を作り終え、最初は超簡単なはずの3番が42分もかかっていましたが、最後の13番は31分で作れるようになっていました。

残りまだ1週間あったので最後の詰めとしてケーブルを1周分追加し、1日2個のペースで消化していきました。

 

複線図は必要か?

自分は筆記試験の際も複線図を捨てていたのと、オンデマンド今井さんのEWC理論がしっくりきたので、時間短縮のためにも複線図はいっさい書かない方針でいきました。

ちなみに日本エネルギー管理センターの西山さんも複線図を書かないスタイルでしたが、線を結んでいく順番がオンデマンド今井さんと違っていて、オンデマンド今井さんは電源のほうから結線していくのに対して西山さんは電源から遠いところから結線していくスタイルでした。

自分は電気の流れを目で追っていくほうが性に合っていたので、全面的にオンデマンド今井さんのスタイルを採用してます。

複線図を書いたほうが後で見直すときにミスを発見しやすいという意見もあるのですが、自分は練習時にも結線ミスはそこまで多く無かったので、複線図の必要性をあまり感じませんでした。

ただし複線図は書きませんでしたが、代わりにこれが無かったらたぶん落ちてただろう物がこちら。

完成した作品にこのチェッカーを差し込んで、ランプが点けば正解というなんとも子供だましなツールなんですが、独学の人間にとってはこの存在はデカイ。

独学だと配線ミスをしても気づけない可能性があるのですが、ランプが点くことによって確実に配線が合ってるという保証が得られます。自分はこれのおかげで2回ほど配線ミスを見つけることができました。

おまけ要素として単純にランプが点くのは楽しく、練習のモチベーションアップにもつながります。本当にこれは買ってよかった。

 

という感じで試験前に公表問題を2周し、ほぼすべての問題を30分切れるようになった状態で本番に挑みました。(つづく)